芳賀在宅緩和ケア支援センター(真岡西部クリニック2F)の紹介

医療法人創生会は、二つの強化型在宅支援診療所からなり、年間約50名の患者様を在宅で看取っています。地域の医療・介護・福祉と連携し、質の高い在宅緩和ケアを提供したい、在宅緩和ケア等の普及啓発をしたいと考え、2017年8月にセンターを開設致しました。

緩和ケアとは、重い病を抱える患者やその家族一人一人の身体や心などの様々なつらさをやわらげ、より豊かな人生を送ることができるように支えていくケア(特定非営利活動法人日本緩和医療学会による『市民に向けた緩和ケアの説明文』)とされています*。
病院で受けている治療を自宅で継続することは難しいと誤解されていることがありますが、緩和ケアで行われる治療のほとんどは、病院でも自宅でも同じように行うことができます。在宅療養についての専門的な知識を持った職種が、ご自宅や施設で過ごされる「療養者様やご家族」の相談に応じ、生活の支障となるあらゆる苦痛を和らげ生活の質をよりよいものにするためのケアを「在宅緩和ケア」と呼びます。
*国立がん研究センターがん情報サービスhttps://ganjoho.jp/public/support/relaxation/palliative_care.html 2019.12.04確認

がん性疼痛看護認定看護師資格を持つ専任看護師がご相談に応じ、地域内外の多職種と連携・協働し「ご自分の望む生活の場」で安心して有意義な生活が送れるようにお手伝いさせていただきます。