訪問診療と往診の違い

往診とは


通院できない患者さまの要請を受けて、医師がその都度、診療を行う事です。突発的な病状の変化に対して、救急車を呼ぶほどでもない場合など、基本的には困ったときの臨時の手段です。
定期的な通院を続けていただきながら、“地域におけるかかりつけ医”としての役割を担当することも可能です。

訪問診療とは


保険で訪問診療を行えるエリアは、訪問診療をおこなう保険医療機関から半径16km以内と決められており、それ以外は要相談となります。○曜日の○時にと約束して医師と外来看護師が同行訪問し、診療します。1週間~4週間に1回の割合で定期的、且つ、計画的に訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行います。当院は、原則水曜日に訪問診療を行っています。

真岡西部クリニックの特徴

厚生労働省に届け出た『機能強化型在宅療養支援診療所』『在宅緩和ケア充実診療所』認定施設です。『機能強化型在宅療養支援診療所』は、複数の医療機関が連携し、24時間体制で医師や看護師等が連絡を受け、他の医療機関や訪問看護ステーション、緊急時受入れ病院との連携、介護・福祉サービス者との連携を行う医療機関です。がんの終末期の方や、症状緩和が必要な方のご依頼が多いことが特徴なので、芳賀在宅緩和ケア支援センター所属がん性疼痛看護認定看護師とも連携し、在宅緩和ケアの質の維持・向上に努めています。
一般の診療所に比べ、料金やシステムが異なりますが、訪問診療のパートナーである365日24時間体制の訪問看護師さんや地域内外の医療・介護・福祉職の方々と協働し「療養者様らしく生活できる」ことを支えています。
訪問診療についてのお問合せは、外来窓口または芳賀在宅緩和ケア支援センターにご連絡ください。